ageha / w-inds.

ageha(初回限定盤)(DVD付)

ageha(初回限定盤)(DVD付)

体調不良のため フラゲ日ではなく「発売日」に、うきうきではなく「這って」受け取りに行きました(苦笑)。


1年半は、長かったんだと思う。
でも、それが苦じゃなかった事の方が自分としては問題だと思う。これを手にとっても、昨年末から引きずっている 寂しさが消えてない。言葉にすることに疲れた と、思うことにしたけれど、離れたいんじゃないし、見て見ぬふりをしたい訳じゃない。もっと ちゃんと見て記憶に遺していきたい。


この気持ちは、多分 夏までもっていくことになる。


・・・・・以下好き勝手レビュー・・・・・


タイトル曲の[ ageha ]は「 例え離れたって 」という部分だけが異様なくらいツボにはいってしまって 集中して聞けない状態です(…)。ただ、壮大なバラードだと思っていたけど、歌われている気持ちとか関係は小さかったのは意外。今回はPVが楽曲の幅を狭めてしまったように思う。


[ マタバタキの夢 ]は、ギターのリフがカッコいいラテン調のアレンジに 悲恋系の歌詞で始まったのに、自分の思惑とは違う方向に展開して びっくりしました。サビで急に爽やかな広がりを見せるので思わず「そっちに行くのか!」と噴き出した。


でもAメロ部分の きっちりとハメられてないメロディや、サビを締める前の部分的なファルセット(て言うのかな、あの長さでも・・・)や、少しもたれた感のある歌い方をする慶太君が好きなので 悔しいけど結局お気に入り。


[ Lil' Crazy ]や[ タイムマシーン ]あたりはイントロからアウトロまでイメージも勢いも統一されてて聞いてて躓かないのが好き。わかりやすいものが好き(笑)。


[ Lil' Crazy ]のオリエンタルなアレンジは今まで彼らのレパートリーにはなかったのでとても新鮮でした。ダンス映えしそうな曲でもある。そういう狙いなのかどうかはわかりませんが、歌詞がはっきり聞こえない(と思う)分ノリ重視なのかなーと勝手に解釈してます。


イントロの異国の言葉の囁き、エキゾチックなコーラス、男性の声のスクラッチのような細かいラップ、などなど 色んな音が集合しているので、一度インストだけで聞いてみたいです。配島邦明さんの曲っぽい。というか、劇場版のスプリガンを思い出した。


[ タイムマシーン ]は、最初に聞いた時は 同事務所の他グループと似たようなことやってもなぁと思ったんですが、何回か聞くと 彼らの唯一の結成時からの「個性」でもある声の使い分け(…というか配置)が面白いな、と思えた。サウンドだけでなくコーラスワークも重厚なのでヘッドホンで聞き分け作業がしたくなる(笑)。


毎度毎度思うんですけど、緒方さんの声ってがならない時は 弾力のない、エッジのぼやけたひどく柔らかい声なんだなぁと。周りの音が重いと、余計にそれが強調されて・・・申し訳ないけど とても可愛く感じました。彼が演じてて一番楽しめるだろうな、と思う曲。ふぉっ!ふぉっ!わな・じゃんぱっ!(右手握り拳)


[ Color me ]はやたらと懐かしい気持ちになりました。
どことなく90年代の香りがして、曲が進んでいくほどに好きになっていったのですが、Cメロの歌詞で破綻してしましました。その不思議ちゃんワードが理解できたら、テーマも曲も好きなのでお気に入りになりそう。


[ 夏空の恋の詩 ]も ある意味では懐かしい気持ちになるんですけど、こっちは どっちかと言うとインパクトの無い、どこかで聞いたことがあるなぁという懐かしさ。爽やか かつ伸びやかなサウンドとは裏腹にボーカルの声がどことなく苦しそうに聞こえるのも ちょっと気になる。


ただ、この曲はベタな歌詞がEXILEの売れ曲を彷彿とさせます。もうひとつ、[ Song 4 U ] もMAX姐さんたちが歌ってそうな曲だなぁと思ってしまいました。何故か 今回は既製の楽曲ばかりが頭をよぎってしまう。何でだろ。


結局、歌詞と曲の両方で印象に残ったのは(シングルを除くと) [ Color me ]の1曲だけでした。葉山信者と言われてしまうことを承知で言いますが、抽象的すぎる言葉は逆に自分の考えを挟む余地がないように思います。


・・・まだ聞き始めたばかり。
第一印象はこんな感じだという覚え書き、になるといいなぁ。ライブでのダンスとパフォーマンスを楽しみにしています。