女の一代記 / 杉村春子

袴に お着物、レトロで上品なお洋服、舞台の楽屋。
明治・大正・昭和…そして平成まで生きた女性のドラマだけあって その人生を色彩る小道具も多彩で良いです。それにしても女学生ってのは何であんなにでっかいリボンがナチュラルに似合うんでしょう。あぁ素適。


米倉涼子さんの着物姿も黒革の手帖女系家族ですっかり見慣れた感じがあるけど、あの おデコの丸さは何度観ても惚れ惚れします。ええ デコフェチです、わたくし。顎やうなじも綺麗。めろー。


岸郎(山口達也)さんの死後 スクラップを見つけるシーンで号泣でした。弱いんですよ…こういう「後から知る」系。マスカラパンダ再び。


杉村春子の産まれの「広島の花街」ってのは、やっぱり流川辺りの事なんかなー…と思って調べていたら、何と我が母校のある舟入から小網町あたりにも遊郭があった事が判明してびっくりしてしまいました。