THANKS / w-inds.
- アーティスト: w-inds.
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/03/15
- メディア: CD
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発売日がデビュー5周年という事で、その日はw-inds.さんお誕生日おめでとうツアー（…）を決行しておりまして、とりあえずフラゲはしたものの 曲を聞いたのは夜もふけてから、うさぎょん（金魚亭）の愛車*1の中でした。
途中まで聞いて思ったのは、1stアルバム「w-inds.〜1st message〜」と似ているなぁと言う事。製作スタッフの中に初期のw-inds.を形成した方々が入っているのだから当り前っちゃー当り前なんですが…耳からするする抜け落ちていきそうだったシングル曲*2からは想像できないくらい、懐かしい香いがした。聞き比べてみると、パズルみたいに曲同士が組合わさりそうな感じ。
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・* 以下ネタバレ *・
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シングルにしろアルバムにしろリリースの度に「新しいものに挑戦して…」というのがついてまわっていましたが、今回は目新しいものは特に無い分、彼らの成長ぶりがストレートに伝わってきました。成長なのかな、ボーカルの声質や歌い方の変化とかは。
今は[ LIGHT ] をヘビロテ中です。
あの反復運動するイントロを聞いた瞬間、葉山さんの曲はこうでなくっちゃ！とか思いながらぞくぞくしました。［ Endless Moment ］もそうだけど、初見（初聴）で違和感を感じる曲の方が あとあとヤミツキになってしまう。歌詞もかつての楽曲でも歌われてきた「普遍」をテーマにしていて、各所で葉山節全開。どこもかしこも好きすぎて涙でる。
［ Still on the street ］は、shungo.さんのウルトラドラマティックポエム（…）が良い方向に展開した歌詞だと思いました。楽曲は原一博さん…思わずEARTHが歌うバージョンも聞きたいなぁとか思ってしまうような雰囲気の曲。shungo.さんはー…もともと詞が嫌いとかじゃないです。ただ、テーマごとのお話の作り方が上手いから大量生産型だなぁと 流してしまうだけなんです。そして この曲もドラマティックさは相変らず。しかし
皆が皆僕らのこと 好きじゃないことも知ってる
でも受け止められるよ 好意じゃない視線だって
え…えげつない…てゆうか これシャレになってない。
別にギョーカイの裏話云々が言いたいわけではなく、アイドルにこういう歌を歌わせるのは反則だと思うのですよ。しかもそれを外から貰ってきてるのがズルい。ヘタに恋愛云々を歌われるより、こっちのがよっぽど妄想*3にエンジンかかります。
ストリート出身と言っても楽曲も場所も機材も事務所のお膳立てがあってこそで始まった男子3人の活動だったりするので、この歌だって「お話」のひとつに過ぎないわけで…ツクリモノ上等！なアイドルという存在に対して何を今更と自分でも思うけども。ライブでは感極まって泣きそうだから口惜しいのかもしれないです（…）。
話は変わりますが、shungo.さんは「○○のお題」とか得意そうです。
もう、この際ヴィジョンの小説家募集は打ち切って、彼にシナリオ*4書いて貰ってものをどっかで肉付けしてきた方が面白いと思うよ。
その他 お気に入りは 有無を言わさず跳ばされるであろう［ Sup wassup !! ］と…［ Midnight Venus ］がわりとツボでした。繰り返し繰り返し同じフレーズなので、3人の声を聞き分けて遊べるのが楽しい。パフォーマンスがどうなるのか楽しみな曲です。
何だかポンっと目の前に置かれたようなリリースだったので ちょっと不安でしたが、5周年の品としては なかなか良いものだと思います。夏ライブが楽しみ。がんばって働こう。
