鋼の錬金術師 14巻 / 荒川弘

初回特装版を購入。
本編の内容は本誌を読んでいたので割愛。でもまとめて読んでもエルリック兄弟と大佐が比較的弛い制約で解放されているところに違和感を感じました。

特典のラフ画集(というより落書き企画本?)の見所は、筋肉とおっさんと筋肉と…人型アルフォンスでしょうか…にゃんこを肩にのせている その姿は現在のエド(15)より随分大人っぽいです。「描き方を忘れないように」というコメントがありましたが、少年らしいカットが無いのが気になりました。あとマリア・ロスのチャイナ姿がヒットでした。黒髪ショートで泣きぼくろでイイお姉さんな彼女が好き。

可愛かったのは おまけページの「おまけのエルリック家」。
ふてくされた ちびエドに対してホーエンハイム氏がお父さんらしいことを言っていたのが良かった。理屈っぽいけど、根拠もなしに説得するよりは好感が持てる。あとトリシャママにベタベタに甘えてる ちびアルフォンスが可愛すぎました。「なでらりた」って…!しかしそんな ほのぼのあったかエピソードをトイレ前(←パパンは中で臨戦体制)から生みだす辺りが荒川弘の素晴らしいところだと思います。