wind / 明星(akeboshi)

STONED TOWN

STONED TOWN

アニメのNARUTOの初代EDで聞いて泣いた曲。
当時、本編は見てなかったんですが(いや今もぶっちゃけヒナタとかネジが出るとこしか真面目に見てないけど…)、この曲とEDの雰囲気が好きでビデオに録って保存してました。


メロディの切なさ、イントロのピアノソロや和楽器に近い響きの笛の音、ストリングスが増長させる孤独感。英語の歌詞なので すぐには意味が飲み込めないんだけど、ボーカルの声質と柔らかい発音が耳に心地良く、涙が出るほど暖かいんです。全体的にしっとりとしたサウンドなのですが、淡々と時を刻む時計のような 乾いたパーカッションも魅力的です。


当時、何よりも先に印象に残ったフレーズが「 Don't cry coz you're so right. / Don't dry with fakes or fears. 」という部分。(ここはサビ2節目…最初のフレーズ聞き取れなかった/苦笑)


最初は「dry」を「つまらない、そっけない」という意味だと思い「泣くなよ、君は正しいんだから。偽ったり怯えたりして、つまんない人間になるんじゃない」と解釈していたのですが、改めてブックレットの訳詞を見ると「 泣くなよ、間違っていないんだから / でも恐怖やウソっぽい言葉なんかに涙を拭うなよ 」とありました。へぇ…深いなぁ。そんなもんに傷つくなよっていう表現が心にきます。以下巧晶妄想なので脚注。*1


●公式サイト : 明星/Akeboshi Official Web Site
ディスコグラフィー→「STONED TOWN」→1曲目 で視聴できます。

*1:自分の中、心の奥底にあるものを外に出せなかったり、自分自身に意味を見出せない巧海くんに合うかなぁと。「夢は夢のままでいい、もう馬鹿を見るのは懲り懲りだ」と思ってしまうひとに対して、背中を抱いて発破をかけるような歌です。未来を、夢を、全部諦めてしまうには早すぎる…という話が書きたいです(いつもこのオチだな/笑)