観たいものメモ / 皇帝ペンギン

レモニー・スニケットの 世にも不幸せな物語にハマって 映画雑誌を漁っていた頃 に、フランスの映画雑誌も立ち読みしていたのですが、ハリウッド映画がずらりと並ぶ中に ペンギンのカットが1点紛れ込んでいました。


それが7月に公開される「LA MARCHE DE L' EMPEREUR」、邦題「皇帝ペンギン」です。
ペンギンは皆 可愛いけど、中でもコウテイペンギンのヒナの可愛さは絶品。幼さの象徴のような ほあほあの灰色の毛、ぽてっと たるんだようなお腹、まだ小さく華奢なフリッパー、白いフェイスの中のぽちっとした眼、もう、どこをとっても かわいいとしか言えないんです。股の下に匿ってくれる パパさんのぼでっとしつつも どこかスマートなボディとの対比も良い。


映画の内容は「生命を継ぐ物語」とあるように、その生態を細かく描いたもののようです。ペンギンの育児で有名なのはパパさんの絶食でしょうか。コウテイペンギンのママさんは何百キロも離れた場所まで 氷上を歩き(滑り)海を泳いで食べ物を取りに出かけ、パパさんは約4ヶ月もの間 絶食状態で卵を温めつづけます。


ぜひ、公式サイトへいって トレイラーの、パパさんに一生懸命ついていこうとするヒナや、ぺったりと寄り添うヒナの姿にめろってください。涙が出るほど可愛いくて、愛しい。


●公式HP : 皇帝ペンギン