十六夜の月 / w-inds.

十六夜の月(いざよいのつき)

十六夜の月(いざよいのつき)

オリコンウィークリー3位、おめでとうございます。
ジャケット…というか、ブックレットの紙質が好き…と思ったのも束の間、歌詞を見て鳥肌が立ちました。音質の悪いラジオや、これまでのライブパフォーマンスから受け取っていた輪郭が一気に明確になったというか…もう、どこをとってもshungo.さんだなぁ。


ジャケットにしても表面に月(しかもこの期に及んで満月ですよ・・・)の印刷されたディスクにしても、この歌に「月」というモチーフは短絡的すぎないかなーと思ってしまいます。


満ち欠けのあるものなのに、ここで描かれているのは「終わりに向かう」2人なのが腑に落ちないのかもしれない。「十六夜」は、その終わりに向かう部分としては正しいんだけど、その後 また新しく満ちるのが月ですよね。アップダウンがあっても離れられない永遠性のあるもの、何度でもループする普遍的なものの方が良い気がします。…でも、shungo.さんだもんなぁ(2回目)。


カップリングの[ ジレンマ ]はとても気に入っています。
単純にインパクトがありました。今までの彼らの楽曲にはない趣向が面白い。あとは「そんな自分が嫌(イヤ)だって」が「ヤだって」と聞こえるのが良いですね。慶太君の「ヤだ」は名言だと思うので。ただ、こちらも歌詞を読むとげんなりしてしまう…やっぱり、shu(もういい)。


こんな感じにぐだぐだ言いながらも、メディア露出は楽しみにしてます。ちなみに初回特典パズルは慶太くんでした。見透かされてますネ!