ワンダと巨像

ワンダと巨像

ワンダと巨像

ようやくクリア致しました。
最後の巨人と4時間(うち2回リトライ)も闘ってしまった…アホではないのか、私。掌にまで汗をかいててコントローラーがすべるわ、こんな時に限ってコントローラの接続が悪いらしくバイブレーションで変なボタン作動するわ、大変でした。

購入の動機は、やはり同チームの前作「ICO」が素晴らしいゲームだったから。全く同じものを期待しているわけでは無いけど、単なるゲームではない「何か」を期待していたんだと思います。

実際に、ゲーム中にふいに浮かんでくるイメージがあったけど、それを言葉にするのは難しかった。巨像と戦うとき巨像を探してアグロで駆けるとき…淡々と繰り返されるワンダの行動に考えさせられたものは、掴めそうで掴めない。

ICO以上に曖昧なストーリーで、結末も何ともいえないものだったけど、やって良かった と思えるゲームです。R1ボタンを「握り締め」て、やっと力を抜いた時に そう思いました。

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・* 以下 ちょっとネタバレ *・
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16体の巨像と戦ってきて その大きさ、似合わぬ敏捷さ、思いがけない攻撃、ある地点から眺める風景、美しいグラフィックなどに思わず声を上げてしまう事が多々あったのですが、「え、うそ!」と唯一、言葉で叫んでしまったのは たた一度だけでした。

それは、アグロさんの あのシーン。そんな、ここまで一緒にやってきたのに、あれは無いよ…!と、グラグラする頭+涙で画面が滲んだ状態で巨像のところへ向かい、ストレートに近づこうとして即行で1回目のリトライに(←アホだ)。

もう、ずっとアグロさんと一緒にいたいです。跨がっては「ドウ!」、降り立っても「ドウ!」と撫でまくり。あと、やたら水辺に連れて行って水を飲む姿を眺めてみたり。急勾配をじりじり滑る スライディング アグロさんも素敵です。めろり。