スタンド・バイ・ミー

少年たちが長い時間をかけて歩く道。
道中 乗り越えた障害も、仲間同士のぶつかりあいも、変わりばんこで見張りを勤めて過ごした夜も、終わってみれば全てが愛しい。大人なら数時間で移動できる距離を、何にも頼る事無く自分たちの足で歩いた4人が共有した時間は 大人のそれよりずっと長くて、輝かしいものだと思う。

実はきちんとDVDで観たのは今回が初めてでした。
いやもうリバー・フェニックスもウィル・ウィートンもコリー・フェルドマンも美少年ー(…)。煙草の吸い方とかをやたら観てしまいました。ただレンタルDVDに傷が入っていて きちんと再生できなかったので 後日もう一度観てみたいです。

互いの気持ちがどうあれ、血縁でも無い他人と 一生付き合いを続けていくのは難しい。
ひとが生きていく中で所属するもの、そこで作られるコミュニティ。家が近所、学校・クラス・部活が同じ、専攻・ゼミ・サークルが同じ…と、成長していくにつれて変化してくるものだけの繋がりだったら、生きる場所が変われば疏遠になってしまうのは必然的なこと。

色んなツールで関係をつなぎ繋ぎやすくなった現代でも、やっぱりそれは変わらないと思う。