w-inds. Live Tour 2006 〜 THANKS 〜 愛媛公演
行ってまいりました、四国は愛媛。
8月7日に愛媛県民文化会館にて行なわれた愛媛ライブは、ツアーの16公演目でした。
当日はくもり空。
ただし とても蒸暑い日で、商店街を歩いているだけでボタボタ汗がたれるような熱気でした…そして忍び寄る台風(やっぱりか!)。雨が降ったりはしなかったんですが、観測史上云々の天気だったとか。ちなみに写真は翌日 8日の空。雲が、空を行く龍の腹みたいで面白かったのでぱちり。
楽曲レポは前回の広島でやったので、今回はMCレポをしようと思ったのですが…特にそんな面白いネタもなく(…)。
セットリストに変更はありませんでしたが、ダブルアンコールというかたちで新曲[ ブギウギ66 ] をお披露目してくれました。
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・* 以下 ネタバレ *・
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●SET LIST
* | OP Movie |
M01 | Back At One |
M02 | IT'S IN THE STARS |
M03 | Midnight Venus |
* | Movie 2 |
M04 | TRIAL |
M05 | 約束のカケラ |
・・・ | MC1 |
M06 | Balance |
M07 | 風詩-KAZAUTA- |
* | Movie 3 |
M08 | Hush...! |
M09 | 1or8 |
M10 | Sup Wassup!! |
・・・ | MC2 |
M11 | 空から降りてきた白い星 |
M12 | 十六夜の月 |
M13 | 影法師 |
・・・ | MC3 |
M14 | 四季 |
M15 | キレイだ |
M16 | Long Road |
* | Movie 4 |
EN1 | Special Thanx! |
EN2 | SUPER LOVER〜I need you tonight〜 |
EN3 | 蝉時雨 |
EN4 | ブギウギ66 |
[EN4] ブギウギ66
先日のドワンゴカップでお披露目したと聞いていたので、既に準備はできているんだろうなあとは思っていたのですが、前日の夜にラジオでもったいぶって聞かされた曲だったので まさかやってくれるとは思いませんでした。 楽曲自体はアンコールにぴったりで、これでホーンが生音で入ってきたら転げまわる程かっこよくなるに違いない!と思わせるサウンド*1。 緒方さんから「まだ完全じゃないし、衣裳とか、こんな*2でごめんね」という言葉があったのですが、それは小道具として帽子が必要なダンスが含まれている事に対するフォローだったようで…サビの部分でキャップ(ハット)のツバ部分を掴む振りがありました。 3人はアンコールでは何も被っていない状態だったので、単に指を額の前で構えるポーズになっていましたが、ダンサーさんの何人かはちゃっかりキャップを被っていたのが妙に面白かった。その際に坊ちゃまがやたらと指をすり合わせていたのが印象的だった。 あと、サビラストの「♪ブ・ギ・ウ・ギ・ シックスティ アン シィェーックス」で人差し指を立てて腕を上げる振りがあったので「サタデーナイトフィーバー来るか!?」と期待したのですが、実際には鳩尾あたりまで上げたあとは、パーで掌を外に向けて身体の前で払っていました。ちぇ。ブギウギ66 20th Single「ブギウギ66」/ asin:B000GJ28JG以下、とても個人的な思いです。 先ほど「ダブルアンコール」と書きましたが、そもそも このお披露目は向こうからの純粋な「サプライズ」ではありませんでした。 アンコール3曲目が終わり、ダンサー・バンドメンバーの紹介を遮る形で「もう一回コール」が湧き上がり、それに ひとしきり苦笑したあとで「まずは紹介させて」と納めたのですが、やはり挨拶後に再びコール。 それも一端は「自分たちは良い(歌える)けど、バンドメンバーができない(スコアの準備がない)からなあ」と バンドメンバーに責任転嫁(バンドさんもちゃんと それぞれ 明後日の向いて演技をあわせてくれていた)で かわしたのですが、コールは止まらず…といグダグダな状況の結果でした。 初上陸の土地だし、地方公演のこと悪く言いたくないけど、これは ちょっと距離感をはかり間違えたというか…無理強いだったのではないかなあ。 緒方さんが新曲のタイトルコールをした後も袖からストップがかかり もう一度仕切り直したりして、お披露目に至るまでの時間が長かった分、一昨年の「もう1回(1曲)」コールに対する「今できることは全部やった」という言葉を思い出してしまった。 投げやり気味な「(やるからには)盛り上がらなかったら承知しないよ」という煽り文句を、それまで2階席・3階席まで しきりと気にしていたにも関わらず 足元を見ながら言ってしまった緒方さんに、ちょっと胸を打たれたというか。 ネガティブに考えすぎかもしれません。それでも、歌い始める前(3人がそれぞれのポジションについた時)慶太くんが真剣な顔で ブツブツと唇を動かし始めたのを見て ああご機嫌損ねたかな と思うくらいには、微妙な空気だったと思うんです(←これは実際は歌詞の確認でしたが)。 準備不足の新曲を、彼らが未完成のものを演じる恥を拭い捨てて披露してくれたことに感謝はしています。ただ、愛媛は夜公演だった(=時間の制約が 昼公演よりキツい)し、すぐ翌日に神戸2daysが控えていることを考えると、彼らが「歌い切った」状態で終わっていた方が良かったのかな とも思います。 自分が参加した公演が良いものであること、特別であることを望むのは悪い事じゃないと思うし、もし自然な流れで そうなれば素敵だとは思いますが、ハプニングやサプライズだけが 良いライブでは無いはず。