カクレカラクリ

やー…凄かったです。
天才てれびくんかと思うようなドラマでした。これをゴールデンでやっちゃう所が凄い。オープニング、モノローグのバックの映像やタイトルバックは とても素敵だったのに…もにょー。

ラクリ、というのは結局あの人形と箱だけ?オチから考えると、もう少しコメディタッチのどたばた青春ドラマでも良かったんじゃないかと念います。微妙に重い雰囲気だったので、誰が死ぬのかとか誰が捕まるのかと必死で考えてしまった…。出てくるキャラクタが玲奈以外普通じゃない(しかも二次元の方向に振り切れてる)のと、変なところでギャグ挟みこんでくるからテンポも悪く感じました。

さて本題(…)。
風見太一役の落合扶樹くんは気弱な眼鏡男子で温泉旅館の跡取息子。家紋入りの旅館の羽織り着て若旦那とか太一さまとか呼ばれちゃってたけど、どちらかというと まだまだ「坊ちゃん」という感じでした。

常に中腰で半ズボンで駆けずり回っていたので、腰痛めそうだなあとか虫刺されとかひどかっただろうなあとか そんな事ばっかり考えてました。意味あり気(無かったけど!)眼鏡外すシーンは誰の趣味ですか。でも、手伝い程度とは言え 旅館の者として常に半袖半ズボンが許されるのは小学生までだと思うな(笑)。

あとは 花梨お嬢様(栗山千明)の空手シーンと、謎解きの抽象的な映像が印象的だったくらい。ミステリにつきものの女の子の悲鳴も無かったですよね…花梨は強いから別として、玲奈(星井七瀬)ちゃんは朝に脅されたりしたものの 解放されてコケただけたったのに、ひとりになって襲われて主人公に助けられたの太一だったという…(笑)。

せっかくの温泉旅館なのに入浴シーンはアベくん(加藤成亮)とクマさん(平岡裕太)の大学生男子二人だわ、太一と玲奈の淡い恋だって両家の確執が あんまり描かれていなかったせいで 障害のあるもののようには見えなくて燃えないわで勿体なかったです。もにょもにょ。