アンジェラの灰
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2001/04/27
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
原作小説や映画のあらすじを読むだけでかるく沈みそうになる気持ちを抑えて鑑賞したのですが、一番楽しみにしていた双子の兄弟(オリバーとユージーン/2歳/金髪巻き毛)が早々に退場してしまい…鬱々としながら最後まで観ました。
親類の冷遇、家族の死、父親の不義理、学校でのいじめなど、主人公のフランクは辛い環境の中ひたすら耐え忍んで成長していく。それでも、家族の間には思いやりや笑顔があり「不幸」とは言い難く、むしろそのコントラストにより支えあう家族の絆の強さが印象に残る。
普段は子どもが悲惨な目に会う作品を避けているので、映画よりもドキュメンタリー寄りのトーンの本作はちょっときつかったです。主人公のフランクが叔母にスーツ一式を新調して貰うところとか、ラストとか…すてきなシーンもあって良い映画なんだけど、あまり見返せない作品です。
ところで、下心いっぱいで観ていたので、父親の役のロバート・カーライル氏がロックオンの中の人*1に見えて飲んでいたココアを噴出しそうになりました。他の作品ではそうでもないんだけど、この作品の髪型のせいかなー。
●配給会社公式:アンジェラの灰