劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者

通算 鑑賞回数、8回(内5回はひとりで鑑賞/苦笑)。
7月10日に ちょろりと「アルの声が可愛い」と書いてから、約一ヶ月半で、まさかここまでハマるとは思っていませんでした。この夏一番の 嬉しい誤算でした。


一部劇場では、まだ上映を続けるところもあるようですが、私の住む地域では次の作品(釣りバカ・・・)のために すっぱり上映を終えてしまうようだったので、いわゆる「見納め」で観てきました。


「最後なんだから」と、友人どんちゃん(←見事に巻き込まれてくれたひと/笑)に車を出してもらって、ちょっと遠い劇場まで連れて行ってもらいました。天気が悪くて渋滞に巻き込まれるも、車内では萌え話しのし放題だったので気にならなかったです。私は、ね(笑)。


     *
・* 以下ネタバレ *・
     *


ええと、さすがにシネコン
音の厚みと立体感が違いました。ロマの歌やフリッツ・ラングが初めて映し出されるときのBGMが より魅力的に思えたし、ホテル「四季」でのモブの雑談は メインの音声以外も聞き取れた。ラースVSグラトニーのバトルの爆音も 耳に痛いほどで、一層迫力を増していました。


聞こえなくても良い音も聞こえました。
ウーファの撮影所内をラングとエドが歩くシーンで聞こえた地鳴りのような音。撮影所のセットを工事するSEなんて あったっけ?と思っていたのですが、どう考えても ここのスピーカから出ている音ではなく・・・お隣の「宇宙戦争」の音なんだと思います。さすがシネコン


さて。以下 萌え感想です。
そんな環境で釘宮さんの お声を聞いてしまって、そのまま萌え死ぬかと思った。前にも書いたけど、( →8月9日 参照 )「 僕のせいなのかな…(中略)僕…やだ…っ! 」とか、聞いてて胸から腹まで締め付けられるような思いですよ。顔が緩むのを絶えるべく 必死で唇をかみしめておりました(へんたいめ)。


7月23日に、初めて映画を観た時は すごく色んな事を考えさせられる映画だなぁと思ったのに、5回目くらいから「アル可愛い」しか言えなくなってたなぁ・・・それくらいアルフォンス・エルリックが可愛い映画でした。


何も考えずに駆け出せる強さや、悪いことしたって解ってるのに 逃げ出してしまう 子どもらしさ、たったひとつを選ぶ事のできる思い切りのよさとか、ぜんぶひっくるめて抱きしめたくなるような存在でした。最初は あまりの激変っぷりに言葉を失ってしまったけれど( →7月24日参照 )、映画は映画(ひいてはアニメはアニメ)と割り切ることができてからは、本当にめろめろ。


たくさん言いたいことはあるけど、それは多分「こうだったら良いのに」よりも向こうにある どーじん的なものだと思うので 別の方法で表現できたらいいなぁと思います。


そういえば、水曜レディースディだったからか、結構ひとがいた事にびっくりしました。今まで通っていた劇場では、初日以外だと 10人強くらいしかひとが入っていなかったのに・・・ところ変われば、なのか 時期的なものなのか。気になる所です。