第三者の言葉

id:oo0fm0ooさんの エントリ で、音楽評論をはじめ様々な分野で著作を残している伊藤悟さんがw-inds.の楽曲、彼らの存在について言及なさっている事を知りました。

ブログという、現代では ある意味リアルよりもパブリックな場所で身分を明かして 彼らの事を語り、単なる一部*1での軋轢ではなく、音楽業界・TV業界全体の問題のひとつの例として考えて下さっています。

「ファンの欲目」という言葉に怯え、音楽的教養の無さに口を噤まざるを得ない身としては、こうした第三者の言葉は本当に心強く、嬉しいものです。これまでにも、近田春夫さんやテリー伊藤さんといった方々のw-inds.(の楽曲)に対するコメントに勇気付けられて来ましたが、今回の複数に跨がるエントリ程 熱いものは初めてでした。

欲しいのは優遇でもなく、同情でもなく。
ただ、フェアではない現状に少しでも疑問を持ってほしい。誰も言及せず、それがそこに在る事を自然なものとして受け止め続けて 道が踏み固められてしまう前に、選択肢のひとつとして もう一度陽の光を当てて欲しい。その上で彼らの音楽が淘汰されて行くのならば、仕方の無い事だと納得できる。

新曲リリースにおけるメディア露出の少なさに ついつい心もささくれ気味でしたが、これからも「くさることなく」彼らの楽曲を楽しみたいと 改めて思います。


●参照記事 : 音楽への愛情を忘れない〜w-inds. 応援宣言に加えて / ヒット曲が世界を変える

*1:事務所、男性アイドルグループ市場