雲の流れる 空は高くて


秋ですねえ。
つい先日まで真っ赤に咲き乱れていた彼岸花が姿を潜め、今度は風に運ばれてくる金木犀の香りに その黄金色の小さな花の在り処を探る日々です。

彼岸花は、私の一番好きな花です。
段々と色を失い始める河原や道端の淡泊な景色を引き裂くような赤がきれい。花びらの曲線もしなやかで好きです。サルビアも好きだけど、時期的な周りとのコントラストを考えると彼岸花の方が良いなあ。触れないし、飾れないし、縁起良くないけど(苦笑)。

とか言いつつ、画像は空。
最近は天気が良い日が続いていて空の様子が面白いので、自転車通勤の帰り道も ついつい空ばっかり見上げて帰ってしまいます(←危険)。ちょうど夕暮れ時に大きな公園を抜けるのですが、ビルや電線に邪魔されずにピンクだったりオレンジだったりに染められた雲を見上げる事の出来る まったりルートになってます。

日が落ちるのが日に日に早まっているので、もうそろそろ 帰り道はつまんなくなりそうで寂しい。